アバンドンV

その時にハマっていることをつらつらと書き連ねていくブログ

Chetwyndを拾ってきたので復活させてみた

あんまり程度が良くなさそうで誰も手をつけなさそうなchurch's Chetwyndがネットに転がってたので拾ってきました。

中古靴を再生させる記事を見て自分でもやって見たいなと思ってたところなのでちょうど良かったです。

 

というわけで現物チェック

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茶色のチェットウィンドです。

ネットの写真ではかなり明るく写ってたのですごい明るい茶色なのかなと思ってましたが実物はこんな感じでした

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55F 173ラスト
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ハーフソールとトゥスチール
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中も比較的綺麗そう

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深い履き皺

 

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なんか黒いベタベタしたものがフチにたくさん付いてる。。

 

全体的に見て前のオーナーさんはあまり手入れをしない人だったのかなと思いました。シューキーパーを入れてなかったのではないかと思います。

黒いベタベタはおそらくクリームか何かが残って固まったものではないかなと。

皺やブローキングにも沢山詰まってて気持ち悪かったです

 

という事で掃除です

手順としては

Mモウブレイのクリーナーで外回りを拭く

アルコールで中を拭く

黒いベタベタを爪楊枝で取り除く

サドルソープを使っての丸洗い

陰干しする(2日くらい)

クリームを入れる

という感じでした

クリーナーとベタベタ掃除をしたところ

 

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この時点である程度綺麗になったのでこのままでもいいかと思いました。

 

が、アルコール消毒したとはいえ精神衛生上よろしくないので丸洗いへ...

 

 

丸洗い中の写真は洗うのに必死だったのでありません。

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洗い終わった後の図

 

バケツに水をためて靴をドボンし、10分くらい放置

その後40度くらいのお湯でサドルソープをつけながら洗い

タオルで水気を取る

新聞紙詰めて乾燥

 

という具合でした。

ネットで水に数時間つけてる方もいましたが、時間が時間だったので水を含んできたなと思った時点で洗いに入りました

 

新聞紙を詰めた方が乾きが早いとのことなので様子見ながら交換したりしてました

 

エアコンの効いた室内と影になる時間帯の玄関先を交互において干しました。

 

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乾いてきてるところ

生乾きのところで一度デリケートクリームを入れています

 

乾いたらクリームを入れていくのですが今回クリームを使っての色変えに挑戦しようと思いまして濃いめのクリームを用意しました

 

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イングリッシュギルドのビーズリッチクリームです。着色力に定評があるとのことで用意しました

ダークブラウンを選んだんですが瓶の中身は真っ黒にしか見えなかったので間違ったんじゃないかと不安になりました。。

 

紙になるとたしかにダークブラウンな感じ

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で無謀にもいきなり全体に塗りました。

右が塗ったやつです
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明るい茶色にダークブラウンを塗るとバーガンディのような赤みがかった色になると見たんですがまさにそんな感じですね。

 

当初この靴を買った時にチャーチのエボニーカラーのように仕上げたいと思っていたんですがこれはこれでいいような気がしました。

もう少しダークブラウンを塗り込んだら頃合いを見てバーガンディとかネイビーを入れるとエボニーっぽくなるんじゃないですかね

 

もう片方塗って作業終了です

 

1万円台で投げ売りされてたものをこれだけ綺麗にできたのなら上出来じゃないでしょうかね。

 

しばらく履いて様子をみようと思います